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コロナ禍を経て大きく変化した飲食業界。近年は、立ち飲み店が急激に増加しており「立ち飲み×〇〇」といった、さまざまな業態と掛け合わせた店が多く登場している。今回は、関東3店舗と関西2店舗の立ち飲み店をピックアップし、リピート率や客層、滞在時間等について居酒屋業態と比較し、傾向などを深堀する。
上記より調査対象となった立ち飲み店の平均リピート率を見ると、関東は16.3%、関西は5%となった。中でも、東京都目黒区に店を構える「立呑み さぁいこうか!! 自由が丘店 」は、ダイニーを導入して1年以上経つ店舗(約700店)のうち22位にランクインするなど、居酒屋業態でみても上位にあがってくることがわかった。立ち飲み店は「手軽さ」や「回転率の速さ」が、顧客に支持され、リピーターの獲得に寄与している可能性が考えられると言えるだろう。
上記より、立ち飲み店は居酒屋業態より「おひとりさま」の割合が2倍近く多いことがわかる。一方で、立ち飲み店においても利用者の半数以上は2名以上で来店するということもわかったが、5名以上の大人数での利用者はほとんど見られないことが明らかになった。
個々の利用者が多い立ち飲み店は、店内の回転率などが速いことから、“ひとり〇〇”が流行する現代において、人数や時間を問わず、気軽に立ち寄れる場所として多くの人から人気を集めていると言えるだろう。
年代別のリピート率を見ると、居酒屋業態は20代が半数近く占めているのに対し、立ち飲み店は30代が最も多いことがわかった。
平均滞在時間において、居酒屋業態は平均110分に対し、立ち飲み店は平均62分と2分の1短い滞在時間であることがわかった。これは立ち飲み店の気軽さが起因しており、利用者の回転率が高いことも特徴のひとつで、短時間での滞在がリピーターの獲得に貢献していると考えられる。また手軽に短時間で堪能できるという特性が、昨今の利用者のニーズとマッチしているということが言えるのではないだろうか。
【調査内容】
対象:5店舗(ダイニー加盟店)、居酒屋業態 約900店舗(ダイニー加盟店)
期間:2024年1月~12月
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