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「いつ行っても満席!」「なかなか予約がとれない!」など、ファンづくりに成功しているお店の要因は一体何なのか。本記事では、業態・単価帯・QSCなど、項目をより細分化して見ることで、リピートされる飲食店の傾向を明らかにする。
まずは業態別のリピート率を分析すると、居酒屋・焼肉・焼き鳥の業態において、それぞれのリピーター率に顕著な差異は見られなかった。このことから、業態特有の要因よりも、店舗運営やサービスの質がリピーターを引き寄せる重要な要素であることが考えられる。
次は多くの割合を占める居酒屋業態において、店舗の単価帯によってリピート率の傾向がどのくらい異なるのかを分析する。来店回数と曜日(日~木 or 金土)で細かく分けて結果を見る。
■金・土曜日
■日~木曜日
上記の結果から、どの曜日・来店回数においても、2500円~3000円の単価帯のリピート率が最も高く、5000円を超えるとリピート率が一定数下がることが見てとれる。今回調査した居酒屋業態においては、お手頃に楽しめる価格帯がリピートされる傾向にある他、週末よりも日~木曜日と平日を中心に利用されていることがグラフから読み取れるのではないだろうか。
※ 2,500円以下を参考値とする
飲食店経営において重要視されるQSC(クオリティ、サービス、クリンリネス)の要素の中でどの項目がリピート率に一番影響を与えているのかを明らかにする。
上記から「料理のクオリティ」は、リピート率に影響を与えており、評価が高いとリピーターとして定着する傾向にあり、特に3回目来店のグラフを見るとその結果が如実に表れていることがわかる。一方で提供速度や清潔感においては、ある一定のラインに達するとリピート率の向上は見られずであることがわかった。
LINE配信を実施する店舗は、実施していない店舗に比べてリピート率が2倍ほど高いことがわかった。中でもLINE配信後30日以内に再来店した利用客は、全体のリピーター数の38%を占めており、LINE販促は店舗のリピート率向上に寄与していることがわかる。
【調査内容】
対象:約3,000店舗(ダイニー加盟店)
期間:2019年8月~2025年3月
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